最近展覧会がアツい!ここ一ヶ月くらいでまほやく、ミュシャ、モネの展覧会に行ってきました。
展覧会では「一つだけ家に持って帰ることができるものがあるとしたら、どれを持って帰るか」を考えながら鑑賞すると楽しい…というインターネットの記事を見て(呟きだったかもしれない)、これはかなり有用なライフハックだなと思いながら巡ってきました。楽しかった。
ちなみに今年中に森薫と入江亜季の二人展にも行きたかったです。来年行くか~!
魔法使いの約束展

5周年記念の展覧会!忘れないうちにということでてがろぐに感想をまとめました。簡易版といいつつ要所は捉えられていたのでそのまま載せておきます。
せっかくなので、入場特典目当てで二回行くことにしました。一回目は音声ガイドなしでゆっくり見て、二回目に音声ガイドありでサクサク見ていくという流れが我ながらよかった!二回とも面白かったです。
これからも音声ガイドがある展覧会はこんな風に回るかもしれない。
家に持って帰る仮定でのお気に入りは2年目のバースデーイラストのタペストリー。21人分吊るされていたのは圧巻でした。しかも一枚がそれぞれ大きい!あのカードイラストを高解像度で見れるのはとても幸せでした。
ちなみにフィガロのタペストリーが家にあったとて破壊力がすごくてどこにも飾れなさそう…という問題は普通にあります。
アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界

全国どこかしらでだいたい年中やっているミュシャ展(※偏見あり)。今回行ったのは府中市美術館の、ポスター等グラフィックに留まらず油彩画までを網羅するとのコンセプトのある展示会でした。
ミュシャでネット検索してもトップヒットするものはポスターで、展示でもされない限り鑑賞することはほぼないところに焦点を当ててくれるのはまずありがたい!と訪ねたところ、当たり前のことなんですが何もかもが上手くて驚きました。
物語の挿絵に使われたペン画の精緻さ、見上げるほど大きな油絵でなされた重みのある布の表現、そしてもちろん、ポスターで描かれる女性のこちらに何かを訴えかけるようでいて実はなんとも思っていないかもしれないようなミステリアスな微笑みまで。
展示された全てが精巧で、画家本人の強みと特色が出ていて、鑑賞していて圧倒されるものがありました。ミュシャすご~。
印象に残ったのは手の表現・ラフ画の大きさ・作品点数。
ミュシャの手の表現が結構好きです。骨と肉のバランスがよく、握手したら健康的な感触がするんだろうな~というのが想像できる感じがして、魅力があります。
ラフ画の大きさが本当に大きくて、背丈くらいあるポスターなら同じサイズのラフ画を描いていました。見習おうと思います。
作品点数は膨大で、仮に悪魔と契約してミュシャと同等の画力を持ったとしても到底描けそうもないような数でした。水面下にある習作を入れればどんな数になってしまうのか。見習おうと思います。
家に持って帰る仮定でのお気に入りは《ポエジー》。こちらの記事の上から四番目に載っています。
この絵の背景とかぜんぜん詳しくないんですが、数多の絵が飾られる展示会において、なんか光ってました(比喩です)。写真と実物の印象が違うタイプの絵なので、見る機会のある方はぜひ。
余談ですが、府中市美術館がある公園のうららかな雰囲気に当てられて、来世は府中かな…と思いました。とてもよいところでした。
モネ 睡蓮のとき

ミュシャと合わせてすごい日本人大好きセットだなと思いながらモネ展へ行ってきました。国立西洋美術館、この夏に初めて行ったのにまた会ったねって感じです。
会期の中途半端な時期でも思ったより混んでいた…!それでも30分くらいで入れました。
個人的に珍しいと感じたのが、画家が50代の頃に描いた作品から展示が始まっていたこと。モネ展ならあるあるなのかな?年表をざっと見たところ、10代後半から画業を始めて40代頃から睡蓮シリーズを描き始めたとのこと。これを見てなんか勇気付けられました。自分なんかまだまだなので。
絵の具の重なりが見えることに感動しつつ、やっぱり睡蓮の葉っぱの縁取りに赤を使ってなんか気持ちのいい画面になっているのがやばいなと思いました。
なぜそこで補色使って自然界の画面がきっちり成立するねん。
絵を描く上で、緑の絵を描くのがなんかよくわからないけどすごい難しいです。なんかすごい難しいよねって「カラー&ライト」でも解説されてて、あっこれ人類普遍のやつ!!となった覚えがあります。それを踏まえるとモネの緑の使い方が見事すぎる。しかも数多のパターンがある。
同じモチーフを200枚くらい描いててもそれぞれに価値が見出されてるの、やはりこういう表現の引き出しの多さがあるからなんだろうかと思いました(絵画素人の意見です)。ビッグネームだからかもしれませんが(絵画素人の意見です)。
印象に残ったのは作品の大きさと作品数の多さでしょうか。
だいたいの作品が思ったより大きかったです。縦に大きかったり横に大きかったり。大きいともうそれだけでパワーがありますよね。見習おうと思います。
作品数についてはミュシャでも触れたので省略。見習おうと思います。
家に持って帰る仮定でのお気に入りは《睡蓮》、暗い池に白い花がふたつ浮かんでいる構図のものです。上記で書いたように、この作品の赤の使い方を眺めていると絵の可能性ってこんなにあるんだなあと思えます。こちらはポストカードを買いました。
余談ですが、来年の頭にトーハクで三日月宗近が展示されるとのことで、近い内にまた上野へ行くかもしれない予感がしています。
日記のオチ
「もし家に持って帰るとしたなら」仮定、想像以上に展示会の体験を底上げしてくれました。インターネットに感謝。